最近考えていること。

この秋9月は昨年同様に猛暑がきつく、毎日寒暖計をながめては冷房機を回す有様であった。9月も半ばを過ぎ、相変わらず残暑はきびしかったが朝晩少し涼しさを肌で微妙に感じ始めると「小学生が夏休みの宿題を忘れなんとなく後悔しているような後ろめたさ」のような意味のない落ち込み、軽いうつ病にもにた心境にもなるのも、個々の差はあっても、我々の歳になると自然の所為であろう。先日、日債銀の本間頭取が出張先の大阪自殺したのはこの季節と関係ないとは言えないのではないかと思う。
人間も動物の仲間で暑さ寒さに敏感に反応するのは当たり前の話で、自然の前に人間のなせる技なぞ知れている。最近の有珠山や三宅島の大噴火の爆発に為すすべがないことでも人間の為せる範囲がたいしたことでないのである。