清浄野菜普及研究所

1970年大阪万博時に会場内レストランに洗浄し、カットした野菜を供給したことで兵庫県伊丹市高台の地で、今後カット野菜が大きなマーケットになるだろうとの経営戦略のもと1970年10月26日に清浄野菜普及研究所を創業した。
我々I田が1972年6月に買収し経営に乗り出した当時は、このカット野菜には我が国では誰も手がけていない分野だった。現在になってこそ、カット野菜の業界はわが国で700〜1000億円とも言われるが、草分けは我々であると自負している。当時は学校給食に特化しており、パン、牛乳、ハンバーグ、野菜サラダがセットメーニュで神戸市をはじめ近畿一円、中部、四国まで採用いただいた。その後スーパーマーケットの台頭でだんだん量販店対応しシフトし、のち食生活の変化で外食産業にも供給している。
昨年2005年9月8日未明に創業の地の本社工場が原因不明の火災を起こし全焼したことを契機に、2006年5月17日に神戸市赤松台敷地1500平米建屋3200平米の本社工場を最新式の設備を備え再建した。