73歳を迎えて、新たな挑戦

新緑の候、貴方さま、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。
さて、この5月25日の誕生日に73歳を無事迎えることができました。昭和60年(1985年)に心臓(心房中核欠損症)を手術した際、抜刀医から「これで20年を生きられます。」といわれ、古希にそれを乗り越えました。そのときには「古希の心境」認め、しばらくはこの健康体が続けば生きることへの執念を燃やし。生臭く生きる。できれば読書、囲碁、旅行、ゴルフ等何でもやれる間はやりたいと、のたまった。「あるがままに生きる」「日常最上」を人生標語してきた。そのとき73歳あたりが次ぎの岐路と思いながら、現在(いま)を楽しく生きてきましたが...遂にその岐路にきてしまったのである。

本年は2月にマレーシア、ニュージランドを16日間の長い旅しました。特にニュージーランドは、若い時にはSlow Lifeにイライラしましたが、いまでは丁度よいテンポになりました。そして新しい発見(知識)を得ました。
「ニュージランドの果実や樹木は日本の二倍の速さで育つ」、これはニュージランドにかぎらず南半球はオゾン層が薄く紫外線がきつい所為ではないかと思います。
ニュージランドの旅でマヌカハニー独特のもの見つけました。ニュージーランドの先住民が病気にかかった際に万能に効く、特に胃腸には格別でピロル菌には格別だとか、蜂蜜を探し求め養蜂家と出会いました。これを大量に買い込み、早速自分自身や友人たちに配りました。その効能が効いたのでしょうこの冬、春とも疲れ知らず元気で過ごせています。今その養蜂家さんと交渉してSmall Businessでもはじめようか、と思案中です。
何でしょうね?このような気持ち、まだまだ生木でしょう?
堺屋太一いわく「仕事とは」
1.labor(労働)
2.work(作業)
3.jobs(仕事)
4.task(任務)
5.business(生業)
6.positioning(会長、社長等の経営者)
私はこれに
7.mission(使命)
8.contribution(社会貢献)
9.volunteer(奉仕)
を加えたい。
いまは7.8.9.プラス6.が少し残るのが5.、これが生木所以であろう。社会とりわけ政治、経済、文学等にも関心もたい。特に日本の政治の混迷、経済の停滞、教育水準の低下は座視できません。

とりあえずは現在、健康には不安がない。主治医いわく「血液検査、血圧、胃腸、PSA前立腺癌)の心配はない」と老化現象(血管老化最大の原因= 鎌田実先生)がみられないとか、要因として考えることはフルモ(fruit morning)の食事、朝はフルーツをいろいろ大皿いっぱいに食べ、青汁、プロテイン、プロポリス、大豆粉末等を湯に溶き飲む、トースト2枚にオリーブオイル、ハニー(NZ産)をつけて食べる、朝食のみで昼、夜食は何もしていません。
これをこの5年以上つづけています。自己信仰です。まだ会社に出ていることも精神的に元気印の要因でしょう。ただ、お迎えは必ずしも前側からやってこない、後側(交通事故、ウイルス、落石等)から突然やってくるかもしれない。それも想定内だ。73歳になった現在も「あるがまま生きる。」「日常最上。」私の標語です。
最後に「この世で人はほんの短い時間を土のうえで過ごすに過ぎない。仕事して、愛して、眠って、ひよっとある日姿を消すのだ、人は大きな樹の中に。」(長田 弘詩人)
次の岐路は喜寿まで生きるよういま人生設計を企てます。皆様もご機嫌ように、毎日を過ごされることを祈願しています。